正しい休日。
起きて、地元のグルメ紙で見た蕎麦屋で天もりを食べて、帰って布団干して、乾燥機かけないのとかけるのと、2回に分けて洗濯。洗濯機が回っている間に掃除して、コップ洗って、洗濯干して、じゃ、乾燥機が回っている間に何をしようか、ここは日々の暴飲暴食、たるみきった下腹部のために軽くワークアウトしようと思い、引っ越ししてから自転車で行ってなかった多摩川へ。丸子橋に着いたとき、調度日没にタッチの差で間にあわずに中途半端な明るさの空と川を撮ると、「何処だ?」と思うかもしれない不自然な質感と色み。まぁいいかとフラフラとサイクリングロードを流していたら、短パンで家を出たことに気づき、肌寒くなってきたので、帰り道はわかりやすい大きい道じゃなくて、家々から溢れては過ぎ去っていく夕飯の匂いを嗅ぎながら、行ったことのない路地を走る。
リバーサイド・ラヴァーズ。
何度か台風が通り過ぎて、すっかりと涼しく、空気に湿気の少なくなった河川敷には、川の近くで各々の自分たちの時間を過ごそうと思った人がまばらに散らばっていた。午後の斜光にさらされながら人々はのんびりと動かなかった。さながら人間のサファリパークを歩いてるかのようだった。
オダイバ・ガンダム。
東京に帰ってきてすぐにお台場に行った。もちろん目的は実物大のガンダム。予想以上の完成度に興奮した。我がガンダム人生に一片の悔い無し。各所に施された「手動強制装甲排除」の旨が英語で記されたデカールが各所に張ってあり、リアルメカ好きの心を刺激する。かゆいところを掻かれた感じ。日本万歳。ガンダム万歳。
幸運なことに、ガンダムの股を潜る行列に並んでいる間、一日に十数回行われる首振りガンダムを見ることができた。天を仰ぐガンダムの勇士、会場から沸き上がる歓声。カメラを向けるファンのみんな。お台場でみんなの心が一つになったのを感じた。この夏一番の感動。
意外に家族連れ、カップル、女子仲間が多かった。
オイラセ・リバーサイド。
母親の軽自動車を借りてS字カーブとヘアピンカーブだらけの山道を登る。毎年一回は登ってるるけど、やっぱり山道は神経使う。ヒール&トゥな感じ。橅林とか放牧しているところとかで都度車を止めて休憩しつつ、こんどは山を下り奥入瀬渓流の方へ。こっちの方はたまにしかこないけど、八甲田山の橅林の感じより、気のせいかどこか上品な感じの木々。駐車場もわりと整備されてて、車を止めて遊歩道を歩くことができる。恐竜でも出そうな湿った空気の林のなかを、渓流のざわざわとした音を聞きながら、ちょっとした冒険気分で歩いていると、いつの間にか17時をすぎていた。夜は約束があったので、この先の滝を、今年は見ないで帰った。
トワダ・アートセンター。
前回実家に帰ったときは春休み中で満員のため入れなかった十和田市現代美術館に行く。通っていた高校がこの近くにあって、よくこのへんで遊んでた。当時は現代美術なんてこれっぽちも興味なかったけど、こんなのが近くにあったら、なんか考えとか変わっていたのだろうか。この美術館は建築雑誌とか、美術雑誌とか、NHKとかに結構取り上げられてて美術に興味のある人はだいたい知ってると思う。初めて存在を知ったのも建築雑誌かなにかだった。地元がこんな感じに文化で売ってこうとしてるのは良いと思う。青森は土地いっぱいあるし。
ティーチャー。
同級生と地元のスナックで飲んだとき、小学校6年の時の先生が、校長になって私たちの小学校に赴任してきていると聞いた。次、実家に戻ったときに、会うことができるかどうかもわからないから、挨拶に行こうと思った。次の日、小学校の一日の授業が終わった頃に小学校に「卒業生ですけど・・・校長先生ご挨拶したいなと思って。」と電話してみたら、「それは殊勝だな、いまからならいいよ」と校長先生に会えることになった。立て直して新しくなった小学校校舎を案内してもらえることになり、歩きながら先生と話した。「6年のときに、先生がベランダに出たときみんなでふざけてベランダのドア閉めちゃって、一時間授業をベランダからやりましたよね。」「そうだったなー。懐かしいな。あれはまいった。はははっ」15.6年ぶりに話す先生は、白髪は増えたけど、ラグビーで鍛えた厳つい体格と冗談を交えた快活な喋りが当時のままで、懐かしかった。いろいろ、同級生のこととか、東京のこととかを話して、握手して「がんばれよ」って言ってくれた。







