anthocyan
山登った。
実家の夕空
夕焼けのご褒美。
連休の最後の休みに久々に夕焼けを見に多摩川へ。
不規則な生活になってしまいがちなので朝焼けは見ることが多いけど、夕焼けはあまり最近見ていなかった。朝焼けを見ると、「あ、寝なくても朝ってくるんだな」と思ってなんだか虚しくなるけど、夕焼けを見ると「なんか知んないけど今日も頑張って生きた」という充足感を覚える。さらに外で、川や海のそばでみるそれは格別。
日が落ちきると急に風を感じ、空気が肌寒くなり、「さ、帰ってビール飲も」と思う。
海にお舟を浮かばせて。
急に暑くなった連休、江ノ島へ。特にこれが見たいというわけでは無かったけど、夏には来る気にはなれなかったので、初めて行ってみようと思った。
案の定すごい人。人ごみを避けるように回り道したら岩場の方へ出てしまい、大きな岩に阻まれてしまった。結局近くにあった崖にかけられたロープを伝って島の上の神社まで登ることになった。登りきったときには、じとっと背中に汗をかいた。
島から見る海の地平線に見える波光がまぶしかった。早とちりした夏のせいだ。
天気の日は桜でも。
正月と雪と墓と。
雪国の正月の墓参りは大変だ。次の日に親戚がお墓に来てもスムーズに線香を備えることができるように、墓石に積もった雪を掃除にしに行く。雪の多いときは墓石が樹氷のように雪の中に埋まっている。うちの墓石の場所は松の木の下なので、枝に積もった雪が落ちてきて、他所よりたぶん雪が多い。これを取り除くのは結構な作業だと思う。雪が少なくても夜は氷点下になるので線香立てが凍って引き出せなくなったりする。だから線香立ての引き出しのところに小石を咬ませて引き出しやすくしたりする。もちろん花を立てておくステンレスの花瓶も水が入っていないかチェックする。
けどすべての家がちゃんと雪を片付けているわけではない。実際墓所を歩いてみると雪が被った墓石らしき場所の前に花と線香だけという家もある。まぁ、過疎化とか少子化とか腰痛とかリウマチとかの関係で作業ができないのだろう。
私の家は代々わりとこういう所には気を使っているらしい。今年も正月の日の朝に親父がスコップやら雪はきステッキやらを持って寺に向かった。
新年キャット。
木枯しキャッチャー。
久しぶりに風邪をひいた。先日映画を見に行ったとき、私の席の真後ろで小学生が映画の上映中絶え間なくひたすら咳をしていた。べつにその小学生のせいと決まったわけではないけど、もちろんそのときはカールじいさんは咳の持病を持っているという後付けの設定を加えて映画を楽しんでいたのだが、なんとなく喉が痛くなりだしたような気がするのはあれからだった。
ほぼ三日三晩寝込んだ。三日目にやっと起き上がり、コンビニに行きマルボロを購入し、外の喫煙所で一服したときは、強烈な目眩に襲われた。帰り道もなんだかカールじいさんの家のようにゆらゆら浮かぶように歩くしかなかった。
来年は願わくば風邪なんてひきたくない。
寒空キッス。
テレビでは毎日のように「今日はこの冬一番の冷え込みになるでしょう」と言っていたりいなかったりしていて、今年も去年と同じように冬はやっぱり寒く、一日の終わりにつかる風呂だけが楽しみになりつつある。寒いのはまだ北出身ということもあり、たぶん許せるけど、この唇が乾くのがなんとかならないだろうか。リップクリームを塗ってはみるものの、その力が尽きると空気の抜けた風船のように萎んでいってしまう私の唇。こういうもんなのだろうか。
そういえば夏によく出没していた近所の遊歩道の猫も最近見かけなくなった。どっかの家の軒下にでも入って北風を凌いでいるんだろうか。


















